はじめに

皆さん、こんにちは。パソコンスクールで皆さんの「できない」気持ちに寄り添い、ITの楽しさをお伝えしているパソコンスクールインストラクターの神永です。
さて「生成AI」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか?もしかしたら、「なんだか難しそう」「私には関係のない話」そう思って、そこで思考を止めてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。かつて、インターネットやEメール、スマートフォンがそうだったように、今や「生成AI」は、私たちの暮らしをもっと便利に、もっと豊かにしてくれる、誰でも使える身近な道具へと進化しているんです。
私が日頃から接する生徒さんの中には、「パソコンは苦手で」「新しいことは覚えるのが大変で」と、一歩踏み出すことに躊躇される方が少なくありません。そんな皆さんの気持ちは、痛いほどよく分かります。新しい技術というのは、確かに最初は少し壁があるように感じられますね。
私も初めてスマートフォンを触った時、「こんな小さな画面で文字が打てるのか?」と戸惑ったものです。しかし、使ってみるとその便利さに驚き、今では手放せない存在になりました。「生成AI」も、まさにそれと同じです。
「生成AI」って結局なに?

テレビやニュースで耳にする機会も増え、「最先端の技術」というイメージが先行しがちですが、実際に使ってみると拍子抜けするほど簡単で、そしてとても親切な「お助け役」だと感じていただけるはずです。
難しく考える必要はありません。簡単に言えば、私たちが話しかけたり、文字でお願いしたりすると、それに応じた文章やアイデア、さらには絵までを「生み出してくれる」コンピューターの技術のことです。まるで、知識豊富な友人が隣にいて、いつでも相談に乗ってくれるようなものだと想像してみてください。
例えば、今皆さんがお使いのスマートフォンやパソコンで、「今日の天気は?」と尋ねれば、すぐに答えてくれますよね?これは、与えられた情報の中から正解を探して表示する仕組みです。
これに対し、「生成AI」は、「来週の旅行の計画を立てるのを手伝ってほしい」とお願いすると、あなたが行きたい場所や期間、同行者の情報などを考慮して、具体的な日程案やおすすめの観光スポット、必要な持ち物リストまで、まるで専属の旅行プランナーのように一から考えて、提案してくれるのです。これが「生成」する、ということです。
「難しそう」は思い込みかもしれません
現在の主要な「生成AI」ツールは、特別な操作方法を覚える必要はほとんどありません。まるで誰かとチャットする感覚で、あなたの言葉で質問や依頼を入力するだけ。インターネットで検索するのと、ほとんど変わりません。
実際に、世界中で多くの人々が「生成AI」を日常に取り入れ始めています。ビジネスパーソンの約7割が何らかの形で活用しているというデータもありますが、これは決してIT企業の専門家だけの話ではありません。
日々の生活に彩りを添える4つの活用術

1.文章作成のサポート
地域の集まりで出すお知らせの文章や、友人への久しぶりのメール、孫への手紙など、ちょっとした文章を書く時に悩むことはありませんか?「生成AI」に「温かいメールの例文を教えて」と頼むだけで、あなたの意図に沿った文章を提案してくれます。
賢く付き合うための「心の準備」

「生成AI」は魔法のようですが、完璧ではありません。時には間違った情報を生成してしまうこともあります。そのため、生成された情報を鵜呑みにせず、「あくまで参考情報」として受け止める視点が非常に大切です。
特に健康や法律、金融など、重要な意思決定に関わる情報については、必ず複数の情報源で確認しましょう。また、個人情報に関しては、安易に住所や電話番号、銀行口座情報を入力しないよう注意が必要です。賢く使うための「情報リテラシー」は、これからますます重要になってきます。
まずは「こんにちは」から始めましょう

最も手軽に始められるのは、無料のサービスを試してみることです。「ChatGPT」や「Google Gemini」などは、メールアドレスを登録するだけで、すぐに使い始めることができます。
最初は「今日の夕飯の献立のアイデアを教えて」といった些細なことから試してみてください。大事なのは、まずは「話しかけてみる」こと。そうすることで、どんなことができるのかが、自然と分かってくるはずです。
私たちパソコンスクールのインストラクターは、皆さんが「生成AI」を使う際の一歩をサポートするためにいます。 「使い方が分からない」「不安だ」そんな時は、いつでも頼ってください。 「最初の一歩」さえ踏み出してしまえば、あとは案外スムーズに進むものですよ。
「生成AI」は、私たちの好奇心を引き出し、創造性を刺激してくれる「新しい相棒」です。40代、50代、60代の皆さんが、デジタル技術に臆することなく、ご自身の可能性を広げていく姿を、私は心から応援しています。
「難しそう」という思い込みを手放して、まずは好奇心のおもむくままに、一歩踏み出してみませんか?きっと、新しい発見と感動が、あなたを待っています。

